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上海と東京、どちらに行くか

2026年8月のレートだと上海の1日券は約11200〜18900円。東京の7900〜12400円より高くつきます。それでも行く理由と、行かないほうがいい人を数字で整理しました。

結論:安さで選ぶなら東京です

2026年8月のレートでは、上海ディズニーのチケットは東京より高くつきます。 ここを曖昧にする比較記事が多いので、最初に数字を出します。

1日券(大人)円換算
上海ディズニーランド475〜799元約11,200〜18,900円
東京ディズニーリゾート7,900〜12,400円

計算に使ったレートは1元=約23.6円(2026年8月12日時点)です。確認日:2026年8月。 上海の最安ステップ(475元=約11,200円)が、すでに東京の最安(7,900円)より高い。上海の中間ステップ599元は約14,100円で、これは東京の最高値を超えます。

数年前まで「上海のほうが安い」と言えたのは事実ですが、円安がその前提を壊しました。当サイトは上海の情報サイトですが、ここで嘘をついても読者の役に立たないので、はっきり書きます。

なお東京の12,400円という上限は2026年10月から適用される新しい最高価格です。8〜9月は8,900〜10,900円で運用されています。

有料パスも上海のほうが高い

もうひとつ、見落とされがちな差です。

1アトラクションあたり
上海(プレミアアクセス)120〜300元=約2,830〜7,080円
東京(ディズニー・プレミアアクセス)1,500〜2,000円(ショーは2,500円、一部パレードは2026年9月から3,500円)

上海のほうが2〜3倍高い計算になります。しかも東京は2026年9月1日から対象施設を10から16に増やしています。「上海は有料パスが安いから使い倒せる」という説明を見かけたら、それは古い情報です。上海側の詳しい仕組みはプレミアアクセスは買うべきかにまとめています。

では、何のために行くのか

価格で負けているぶん、理由は明確でなければ意味がありません。3つあります。

1. 東京にないものがある

  • TRON Lightcycle Power Run — 世界初のTRONコースター(2016年)。
  • トレジャー・コーブ — ディズニーパークで唯一の本格的な海賊エリア。
  • ズートピア — 世界初のズートピアエリア(2023年12月20日)。
  • エンチャンテッド・ストーリーブック・キャッスル — 全ディズニーパークで最も高く最も大きい城(60m)。内部にアトラクションとレストランがあります。
  • ガーデン・オブ・イマジネーションアドベンチャー・アイル — 上海だけのエリア。

2. 面積あたりの人が少ない

ここは数字で言えます。確認日:2026年8月。

パーク2024年の入園者数面積1haあたり
東京ディズニーランド1,510万人51ha約296,000人
香港ディズニーランド790万人35ha約226,000人
上海ディズニーランド1,470万人91ha約162,000人

入園者数はほぼ互角なのに、上海は東京ディズニーランドのほぼ倍の面積があります。結果として1ヘクタールあたりの人数はおよそ半分です。

ただし正直に補足すると、これは「待ち時間が半分」という意味ではありません。待ち時間はアトラクションの数と処理能力で決まります。当サイトは3つのパークの待ち時間データを持っていないので、そこは主張しません。言えるのは「歩いていて感じる密度が違う」という水準までです。

3. 2026年が開業10周年

2016年6月16日の開業から、2026年でちょうど10年です。ただし周年プログラムの中身について当サイトは確認できた情報を持っていません。行く動機として数える前に、公式の告知を確認してください。

東京にしかないものもあります

比較の公平性のために書いておきます。東京ディズニーシーのファンタジースプリングスは2024年6月6日開業、開発面積約14ヘクタール、投資額およそ3,200億円の、世界で唯一のテーマポートです。

つまり「世界初」を持っているのは上海だけではなく、東京の目玉のほうが新しいという見方も成立します。上海のTRONは2016年、ズートピアは2023年12月です。

なお「アナと雪の女王」のエリアは香港(2023年、世界初)とファンタジースプリングス内(2024年)の両方にあり、これは別物です。上海にはありません。

上海のはっきりした弱点

行ってから気づくと困る点を先に出します。

弱点中身
言語日本語の案内はありません。ショーとアナウンスは主に中国語、表示は英語併記。公式アプリの日本語版も期待できません
支払い現金不可の場所があり、AlipayかWeChat Payが前提。出発前の設定が必須です
通信Google、Instagram、そしてLINEが中国本土でブロックされています
有料パス上記のとおり東京の2〜3倍

いずれも致命的ではありませんが、準備の総量は東京より確実に多いです。決済は支払い方法の準備、当日の動き方は1日モデルコースにまとめました。

どちらを選ぶべきか

数字を踏まえた振り分けです。

上海が向いている人

  • TRON、海賊エリア、ズートピアなど上海にしかないものに具体的な興味がある
  • 混雑した空間そのものが苦手で、広さに価値を感じる
  • 中国旅行の準備(決済・通信)を面倒と思わない
  • 上海の街も合わせて2〜3日使うつもりがある

東京のほうがいい人

  • 予算を最優先する
  • ファンタジースプリングスを見ていない
  • 準備に時間をかけたくない、言語で消耗したくない
  • 小さな子ども連れで、勝手の分かる環境を優先したい

日本からの移動時間は羽田発でおよそ3時間、関西発なら2時間前後です。距離の問題ではなく、上記の準備コストと価格差に見合う目的があるかどうかが判断軸になります。

料金の日付変動はチケットの料金と買い方、混雑の時期は混雑と料金の月別カレンダー、2日使う場合の組み立ては2日間モデルコースを参照してください。


本ページの価格と為替レートは2026年8月時点で確認したものです。1元=約23.6円で計算しています。レートも各パークの価格も変動するため、判断の前に最新の数字をご確認ください。当サイトは独立した非公式ガイドで、ウォルト・ディズニー・カンパニー、上海ディズニーリゾート、オリエンタルランドのいずれとも提携関係にありません。

よくある質問

上海ディズニーは東京より安いですか?

2026年8月時点では安くありません。1元およそ23.6円で計算すると、上海の1日券475〜799元は約11200〜18900円。東京の7900〜12400円より、どのステップでも高くなります。円安で価格の優位性は消えました。

それでも上海に行く理由は何ですか?

東京にないものがあることと、密度の低さです。世界初のTRONコースター、ディズニーパーク唯一の海賊エリア、世界初のズートピアエリア、そして60mというディズニー最大の城。加えてパークは91ヘクタールで東京ディズニーランドの51ヘクタールのほぼ倍あります。

上海のほうが空いているというのは本当ですか?

人口密度でいえば本当です。2024年の年間入園者数は東京ディズニーランドが1510万人、上海が1470万人でほぼ同じ。ところが面積は上海が91ヘクタール、東京が51ヘクタールです。1ヘクタールあたりの人数は上海が約半分になります。ただし待ち時間が半分という意味ではありません。

上海のデメリットは何ですか?

言語、支払い、そして有料パスの価格です。日本語の案内はなく、決済はAlipayかWeChat Payが前提。プレミアアクセスは1つ約2800〜7100円で、東京の1500〜2000円よりかなり高くつきます。

東京にしかないものもありますか?

あります。東京ディズニーシーのファンタジースプリングスは2024年6月開業、開発面積約14ヘクタール、投資額約3200億円の世界唯一のテーマポートです。上海の売りのほうが古い、という見方も成立します。